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骨転移カンファランス

 岩手医科大学附属病院がんセンターでは、平成27年より骨転移による脊髄麻痺、病的骨折など骨関連事象の低減を主な目的とした「骨転移カンファランス」を月2回定期的に開催しております。
 骨転移は早期治療介入することでがんの経過中に発症した骨転移での重篤化を防ぐことができます。
 検証症例については骨転移症例、治療中に問題が生じた症例、高リスク症例などを放射線診断医の画像診断により抽出し、診療科横断的に多職種が参集して早期治療介入、治療方針について検討を行っております。
 開催にあたっては骨関節の専門である整形外科、放射線治療の専門である放射線治療科、薬物治療の専門である血液腫瘍内科、症状緩和を専門とする緩和ケア科、細胞レベルの病理診断科が連携し、各臓器や組織のがん治療を担当する診療科と協力して骨転移患者の治療を行なっております。

メンバー

整形外科医、放射線診断医、放射線治療医、病理診断医、腫瘍内科医、緩和医療科医、外科医、内科医、薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士他20名程度の医療者が参加し、踏み込んだ議論を行います。

 毎回、開催においては各診療科の多大な協力により、横断的な検討と迅速的な診断で治療の実現が出来ております。
今後も患者さんのQOL(生活の質)向上のため誠心誠意を尽くして参ります。

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