がん治療のための専門施設 がんセンター

各室のご案内

Treatment

化学療法センター

化学療法センター長あいさつ

化学療法センター長
呼吸器内科教授

前門戸 任

Makoto Maemondo

 当センターでは、当院における全ての外来化学療法を、専任スタッフによる安全管理のもとに行っております。近年、新しい抗がん剤が次々と導入されたことや、副作用対策の向上によってセンターの患者数は著しく増加しております。さらには、炎症性疾患等に対する生物学的製剤による治療にも施設適応が拡大されたため、2019年にセンターで治療された患者さんは12,538人に上り、設立初年の2005年と比較すると約6倍に増加しております。
 2019年9月21日より新病院へ移転となり、ベッド数は30床に増え、さらに多くの患者さんの受け入れが可能となりました。外来化学療法の実施においては、何よりも安全管理が重要です。当センターでは、高い専門的知識・技能とともに豊富な経験を有するスタッフを配置し、安全レベルの向上を図っております。がん薬物療法専門医をはじめ各分野における専門医はもちろん、がん化学療法看護認定看護師、がん専門薬剤師などの専門スタッフが、積極的に治療に関わっております。治療によって副作用が出現した場合には、早期発見と重篤化の回避に努め、患者さんが抱える不安や、精神的および社会的な問題にも真摯に向き合っております。これらにより、患者さんの生活の質の維持や向上、信頼関係の構築に大いに貢献したいと考えております。
 当センターは、今後も患者さんに安全で快適な治療が行われる環境を提供できるよう、スタッフ一同努力していきます。

外来化学療法とは?

 新規薬剤の開発にともない投与方法簡便化や副作用の軽減に対する医療の進歩によって、外来でも安全にがん薬物治療を受けることができるようになりました。患者さんは、自宅で生活を送り、ご家族の援助を受けながら、がん治療を受けることが可能になりました。当センターでは、多くの診療科からの治療依頼を受け、様々な疾患の患者さんを外来通院にて治療を行っております。
 当センターでの外来化学療法の治療スケジュール(レジメン)は、すべてのレジメンを審査し、委員会での承認を得て実施されております。登録されたレジメンは、電子カルテシステムからのオーダーが可能となり、抗がん剤の投与スケジュールの過誤や過量投与の防止に役立っております。

化学療法センターの概要

 当センターには、電動リクライニングチェアが30床、テレビや雑誌、DVDプレーヤーが完備されております。面談の際などに使用する、プライベートを保つための個室もご用意しております。治療中の患者さんの苦痛を少しでも和らげる工夫をしております。

場所
附属病院2階21番
依頼可能な診療科
全診療科
診療時間
平日 8:30~17:00
第1、4土曜日 8:30~12:30

化学療法センターのスタッフ

化学療法センター長
前門戸 任(呼吸器内科分野 教授)
曜日別責任医師
月曜:外科・下部消化管チーム
火曜:呼吸器内科
水曜:外科・乳腺疾患チーム
木曜:血液腫瘍内科
金曜:臨床腫瘍科
専任薬剤師
3名(がん専門薬剤師・がん薬物療法認定薬剤師 二瓶 哲 他)
専任看護師
7名(がん化学療法看護認定看護師 澁谷 幸子、川野 由美子 他)

化学療法を受ける患者さんへの看護について

 がん化学療法では、吐き気や気分不良などの身体症状を伴うことがあります。このような治療の副作用をできるだけ少なくするために、化学療法を専門とする認定看護師などのスタッフが、患者さんの体調をきめ細かく観察し、援助します。また、患者さんやご家族に病気や治療法をよく理解してもらうため、スタッフによる丁寧な説明を行うことも治療の不安を和らげるために大切なことだと考えております。

 治療中の患者さんの状態については、常にスタッフが確認しておりますが、稀に抗がん剤による重度のアレルギー反応や皮下への点滴漏れが起こることがあります。このような事態が生じた場合、当センターのスタッフが迅速な対応を行い、院内のマニュアルに遵守した迅速かつ適切な対応を心がけております。

化学療法室調製室

 がん化学療法を安全で効果的に実施するためには、正確な抗がん剤の調製が不可欠です。そのために、化学療法を専門とした薬剤師(がん専門薬剤師)が、高い技術と最新の知識を持って正確な抗がん剤の調製を行っております。患者さんのお薬を調製する際には、手袋、ガウン、マスク等の防護具を着用し、安全キャビネットという設備を使用することで、抗がん剤による汚染を回避するとともに、無菌的な調製を行っております。

 患者さんに投与されるお薬は、薬剤師による入念な処方チェックが行われております。また、お薬に印字されているバーコードの照合や、重量計測による数量確認が可能な自動監査システムを用いて、正しいお薬が正確に投与されるかを事前に確認し、安心と安全をお届けできるよう最善の努力をしております。

各室報告

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