06. 社会人大学院制度

臨床研修を行いながら入学できる社会人大学院制度
卒後最短4年で学位が取得可能

臨床研修や専門研修を行いながら大学院で高度な専門性を培うとともに、臨床経験に基づいた独創的な研究ができ、早い段階で学位取得もでき、その後じっくり自分の希望する臨床の専門分野を追求することができます。

高度な先進医療拠点

医学研究科の研究内容は生命科学から社会医学、臨床医学と多彩であり、特に脳血管疾患、臨床疫学研究、老化研究の分野では先導的研究拠点が形成されています。

学位取得を支援する履修プロセス管理

医学研究科では学位を取得するために複数の教員による指導体制を確立し、研究計画調書等に基づき研究の進捗状況を定期的に評価、助言することにより学位取得への過程を支援します。

社会人を考慮したカリキュラム

社会人特別選抜のコースでは、働きながら教育を受け研究したい人のために、夏季休暇や土日を利用した集中講義など工夫を凝らし、カリキュラムを編成しています。

ライフスタイルに合わせて
自由に選べる長期履修制度

修業年限(博士課程4年)を超えた一定の期間にわたる計画的な履修が可能です。ライフスタイルにあわせた研究生活が送れます。

多岐にわたる研究サポート体制

競争的研究資金の獲得によって運営されている複数の研究プロジェクトに関わる附属病院のスタッフ等も皆様の研究をサポートいたします。

入学金が無料!

平成27年度入学者から、大学院入学金が無料となりました。金銭的な負担も軽減され、より研究活動に専念できるようになりました。

研修医の声

すこしでも早く未来の夢に近づくために
最短で学位を取りたいと思っています。
そんな時、社会人大学院制度は有利ですね。

平成30年度修了 研修医

親が開業しているので医師になる道を選んだのですが、急性期も慢性期も診ることができるということで循環器内科を専門に選びました。急性期的な処置もありますが、心不全は何度も再発しますので、「いかに次の入院をなくすか」という慢性期的に考えることもできるのです。
アメリカに研修も行かせてもらったのですが、そこでも「経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)」の研修を受けることができました。
将来が決まっていて最短で学位を取りたかったので、社会人大学院制度を活用しています。土曜日の仕事の後に講義があるなど時間は厳しいですが、逆に効率良く集中して勉強できているのでは、と思っています。
大学院では研究テーマを設定しないといけないのですが、入局先の先生と研究テーマに関して相談することができるので助かります。この1年間で研究テーマを決めて、3年目4年目で研究を進めていこうと思っています。