薬剤部

薬剤部の業務

薬剤部では、医療安全の確保及び医療の質の向上により、患者さまの健康の維持に貢献したいと考えています。医薬品の管理、調剤、製剤、医薬品情報管理などの基本業務に加え、病棟や手術室に配置した薬剤師による薬物療法への参画、さらには治験や医療安全、感染対策等の業務も行っています。各種認定薬剤師の研修施設でもあり、チーム医療の一翼を担うべく、より専門的な医療を目指し、業務の領域を広げています。

薬剤部の理念・ビジョン・ミッション

理念:最優先すべき考え方、行動規範

患者の安全確保と薬物療法への責任、医療の質向上への寄与
患者さんのため、私たちは薬の専門職として安全確保と薬物療法へ責任を持ちます。
また、医療の質の向上にその職能を発揮することで寄与します。

ビジョン:存在意義

人材の育成、ファーマシスト・サイエンティスト育成と実践による医療への貢献
臨床(実務)・教育・研究(研究マインド)

ミッション:使命・信念

薬剤師職能の発揮とファーマシューティカル・ケアの実践
人材育成環境の整備、臨床(実務)の質の向上、自己研鑽

 

院外処方せんへの検査値表示について

医薬品の適正使用を推進するために、患者さんの検査値の一部を処方鑑査に必要な情報として、院外処方せんに記載することといたしました。院外処方せんの見本や記載される検査値は下記をご参照ください。

保険薬局において患者さんの検査値を参照されることで、禁忌投与の発見など、薬物療法の有効性や安全性向上に寄与できるものと考えております。

保険薬局各位のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

院外処方せんの見本(イメージ)
※矢巾附属病院の院外処方せんが対象です。内丸MCの院外処方せんは従来通りです。

院外処方せんに記載される検査値の一覧表
※過去90日以内に測定歴のあるもの

2024年2月14~15日に開催される「第9回 薬薬連携研修会」の資料は以下よりダウンロードできます。
院外処方箋への検査値等表示のお知らせとその活用
院外処方箋への検査値等表示に関するQ&A

 

トレーシングレポート

  1. 服薬情報提供書(トレーシングレポート)とは
    患者からの聞き取り情報(アドヒアランス、残薬、複数病院受診、OTCや健康食品の服用など)から、保険薬局で「即時性は低いものの情報提供が必要」と判断された情報を医師へフィードバッグするための文書です。
  2. 服薬情報提供書の目的
    保険薬局からの情報を共有することで、薬物治療の有効性や安全性、アドヒアランスの向上などを図ることを目的としています。
  3. 対象の保険薬局
    岩手医科大学附属病院の院外処方せんを応需した保険薬局
  4. 服薬情報提供書の利用方法
    当院薬剤部では専用の服薬情報提供書を準備しております。様式をダウンロードして頂き、必要事項を記入のうえ、FAXにて薬剤部 医薬品情報管理室までご送信下さい。

トレーシングレポート様式(excel版)
トレーシングレポート様式(pdf版)
抗がん剤用トレーシングレポート様式(excel版)
抗がん剤用トレーシングレポート様式(pdf版)
FAX番号 019-907-2721
注意:服薬情報提供書での情報提供は疑義照会の代替ではありません。
疑義照会は通常通り医師へお願いいたします。

当院採用医薬品について

当院の採用薬をご覧になりたい方は以下をクリックしてください。
当院採用薬一覧(2024.03時点)
2024.01薬事委員会審議結果(新規採用医薬品)

  • 更新は月に1度行います。
  • 薬効別、50音順での一覧となっています。
  • 終わりに全薬品の50音順の索引がついておりますので、検索の際ご活用ください。

◎薬品名下の表記
両=院内・院外共にオーダー可能〔院内にて常備採用〕
(ただし、注射薬は院内のみのオーダー。自己注射薬は院外も可)
限定=院内・院外共にオーダー可能だが、院内では申請を要する特別限定臨時購入
院外=院外処方せんのみでオーダー可能〔院内採用なし〕

院外処方箋における一般名処方オーダの開始について

今般、一部医薬品における供給停止や出荷調整により、院外の保険薬局で処方箋どおりに調剤できず、医師等への疑義照会が増加しております。
この対策として、特に流通が不安定な6品目9製剤につきまして、院外処方箋における一般名処方オーダを12月21日(火)より開始しました。
他の品目につきましては、準備が整い次第の開始予定です。
ご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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  • 妊娠とお薬相談室

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