センター長あいさつ

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センター長あいさつ

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岩手医科大学附属病院 高度看護研修センターでは、「緩和ケア認定看護師教育課程」および「特定行為研修課程」を開講しています。緩和ケア認定看護師教育課程は、東北地域で初の開講となる取り組みとして2012年6月にスタートし、これまでに192名の修了生が羽ばたいていきました。2015年に始まった特定行為研修課程では、38区分ある特定行為のうち14区分23行為を「外科パッケージ」「在宅パッケージ」「選択コース」として提供し、76名の修了生が実践の場で力を発揮しています。修了生の皆さんは、それぞれが培った専門性をもとに、患者さんやご家族に寄り添いながら、全国各地で質の高い看護を届けています。その姿に、私たち教職員一同も大きな喜びと誇りを感じています。また、特定行為研修課程では、2026年度より新たに「術中麻酔管理領域パッケージ」の開講を予定しています。さらに、複数の選択課程を組み合わせた「病棟基本管理コース」も新設し、受講者の皆さまのニーズに応じた柔軟な学びを提供していく予定です。医療の現場がますます高度化・専門化する中で、実践力や判断力、専門的知識と技術をもつ看護職の役割は、これまで以上に重要になってきています。当センターでは、医歯薬看が連携する本学の強みを活かし、第一線で活躍する講師陣を迎え、温かくも質の高い教育を目指しています。このセンターでの学びが、皆さまの看護職としての一歩を後押しし、そして何より、患者さんやご家族の笑顔につながっていくことを、心より願っております。

2025年4月  高度看護研修センター長 木村 祐輔

 

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