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「補綴」は「ほてつ」と読みます。歯や顎が欠けたり、なくなった場合に当科にてクラウンやブリッジ、入れ歯(義歯)などの人工装置で補う治療を行っています。また、形態や機能を回復するだけではなく、継続疾患の予防、健康の維持増進を図るために必要な理論と技術を探求し、その成果に基づく治療の実践と教育を行っております。
高齢者を主たる治療の対象とするのはもちろんのこと年齢を問わず、噛む、話す、飲み込むといった機能の回復に加え、審美的な回復も行うことで、「健康長寿」や「アンチエージング」にいかに寄与していくかを目標として掲げ、日々精進しております。 -
診療内容・特徴
口腔リハビリ外来は、摂食・嚥下障害の治療を主に行なっている外来です。
岩手医科大学附属病院歯科医療センター高度先進補綴科に併設されております。口腔リハビリ外来について
平成19年4月1日より、歯科医療センター高度先進補綴科に専門外来「口腔リハビリ外来」が設置されました。口腔リハビリ外来って何をするところ?と思われるかもしれません。詳細は次ページ以降をご覧下さい。
治療の対象となる患者様は?
基本的には、
- 最近水、食べ物でむせる
- 熱が出やすい、肺炎になりやすい
- うまく食べられない、こぼれる
- 食べ物がずっと口の中に残っている
- 急激な体重減少がある
といった摂食・嚥下障害の可能性のある方を対象としております。
外来の受診について
月~金 13:00〜16:00 摂食・嚥下機能の診査には時間がかかります。あらかじめお電話等でご連絡いただき、予約をお取りください。
TEL:019-613-6111(代表) 口腔リハビリ外来
口腔リハビリ外来は高度先進補綴科に併設されていますので、ご予約の方は1階の受付で患者カードを作成後、歯科医療センター2階の高度先進補綴科にご来院ください。
ご予約をお取りいただいていない場合、初診外来(紹介、予約がない方で歯科医療センターを初めて受診する方は全てまず初診外来で問診を受けます)を経由して口腔リハビリ外来を受診することになりますので、かなり時間がかかります。また、内視鏡検査やX線の検査は予約が必要なため、当日の精密検査はできません。
各診療科からの依頼方法
依頼は口腔リハビリ外来あてにお願いいたします。NSTコアメンバーとして活動している当外来の歯科医師が口腔リハビリ外来受診を提案する場合もあります。
口腔ケアや、放射線治療や絶食による口腔乾燥症などへの対応も行っております。NST勉強会について
NSTはNutrition Support Teamの略で、入院患者さんの栄養管理をメインに行っているチームです。医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師の他に口腔リハビリ外来もチームの一員です。
NSTでは、定期的に勉強会、リンクナースミーティングを行っております。摂食・嚥下障害質問集
摂食・嚥下障害に関する質問集を追加いたしました。摂食・嚥下障害って何?
というものから当外来の受診方法など色々な内容になっておりますのでぜひご覧下さい。パンフレット
歯科医療センターでは「食べる楽しみいつまでも」というパンフレットを製作しております。簡単にわかりやすく口腔ケア、リハビリの重要性について記載しています。PDFファイルでアップいたしましたので、下記のリンクからどうぞ。
講演会
当講座では、摂食・嚥下障害、口腔リハビリ、口腔ケアに対する知識を深めるための講演会を実施しております。口腔ケアの実習等も行いますので詳細は講演会、活動のページをご覧ください。
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小林 琢也
教授 診療科部長
今 一裕
教授
深澤 翔太
准教授
横田 潤
講師
福徳 暁宏
講師
米澤 悠
助教 外来医長
原 総一朗
助教 医局長
齊藤 裕美子
助教
米澤 紗織
助教
佐藤 宏明
助教
島田 崇史
助教
伊藤 凌
助教
菅原 志帆
助教
佐々木 渓斗
助教
星 美貴
助教
八戸 勇樹
助教
野尻 俊樹
助教
三善 康矢
常任研究員
島崎 伸子
常任研究員
櫻田 北斗
常任研究員
熊谷 伸太郎
常任研究員
高杉 采伽
常任研究員
村上 智基
常任研究員
前川 秀次郎
研究員
村上 智彦
研究員
千葉 祥子
研究員
石岡 真理絵
研究員
畠山 航
研究員
小山田 勇太郎
非常勤歯科医師
嶋村 健斗
非常勤講師
佐々木 佑夏
大学院生
山本 涼
大学院生
金子 千洋
大学院生
中西 厚雄
大学院生
鈴木 雄一郎
大学院生