平成27年度 DPC病院指標

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1596 714 687 1029 1595 2540 4608 4608 2295 190

当院の入院患者は60代、70代が多く、60歳以上の患者が全体の約60%を占めています。また、県内唯一の総合周産期母子医療センターにより、10歳未満の患者割合が岩手県平均2%(※1)に対し、8%と高い割合となっております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード

消化管内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 125 8.3 9.2 0 70.73
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 69 16.06 10.93 5.8 72.26
060100xx02xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 43 11.91 7.53 0 71.95

心血管・腎・内分泌内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 5.03 13.64 3.33 51.17
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 4.59 6.55 0 57.32
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2 なし 21 23.48 7.47 0 59.95

呼吸器・アレルギー・膠原病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 198 3.92 3.29 0 67.82
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 65 10.15 13.38 1.54 65.71
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 55 12.29 12.29 18.18 69.56

症例の大半を肺の悪性腫瘍が占め、次いで肺炎となっています。肺の悪性腫瘍に対しては、がん薬物療法専門医、がん治療認定医が中心となって科内でカンファランスを行い、臨床試験を含めてそれぞれの患者さんに最適な治療を選択しています。また、呼吸器外科や放射線治療科、緩和ケアチームなどと連携し、総合的な医療を提供しています。

神経内科・老年科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 81 19.14 18.08 41.98 69.75
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 61 13.79 19.87 6.56 58.25
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし 41 26.46 21.49 4.88 64.83
脳梗塞の患者数が最も多い結果となっています。次いで、ギランバレー症候群や慢性炎症性脱髄性多発神経炎などの免疫介在性・炎症性ニューロパチー、パーキソン病などの専門的特殊治療を要する疾患を多く診療しています。脳梗塞では重度から中度等の後遺症を認める場合には、リハビリテーション転院を要し、転院率は41.98%です。これに対し、免疫介在性・炎症性ニューロパチーでは、6.56%、パーキソン病では、4.88%と非常に良好な治療成績となっています。

糖尿病・代謝内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 166 15.96 15.35 0 60.4
100060xxxxxxxx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 28 14.07 14.3 0 46.82
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14.2

外来で血糖コントロール悪化のため精査目的で入院加療となる症例のほか、近隣医療機関より血糖コントロール及び合併症精査、糖尿病教育のために紹介される例、また2泊3日の週末短期入院の例も増加しています。2型糖尿病症例が最も多くなっていますが、入院加療を行う1型糖尿病患者も年々増加傾向であり糖尿病昏睡(糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群)で緊急入院となる患者も多く見られます。また低血糖の精査目的に入院となる症例も増加しています。

血液腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 31 45.87 43.59 12.9 47.77
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 24 41.04 39.93 0 58
130030xx97x41x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり 18 44.28 52.58 5.56 63

肝臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 260 23.23 11.98 4.62 70.99
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 81 11.3 9.02 0 72.11
060050xx0310xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 41 17.85 16.76 0 70.61

症例数では肝細胞がんが最も多くなっております。癌進行度や全身状態を加味し、ラジオ波焼灼術などの低侵襲治療並びに冠動脈塞栓術や化学療法を組み合わせた集学的治療を行っています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 102 12.79 17.41 1.96 66.92
100120xxxxxxxx 肥満症 75 3.21 20.84 0 49.79
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 72 5.28 6.79 0 58.46

外科で症例数が最も多いのは結腸悪性腫瘍手術で、体に負担の少ない腹腔鏡下手術の割合は90%です。高度肥満に対してはチームアプローチで肥満症治療を行っており、外科治療としては腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を行っています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 45 11.78 19.32 82.22 62.16
010070xx97x20x 脳血管障害 手術あり 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 41 17.39 17.38 4.88 66.39
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 37 20.24 22.55 18.92 58.16
高血圧性脳内出血の急性期治療を行い、地域のリハビリテーション病院と連携して治療に当たっています。その他、内頚動脈狭窄症に対して動脈血栓内膜摘出術を、髄膜腫に対して頭蓋内腫瘍摘出術を多く手掛けています。

小児外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060150xx03xx0x 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 定義副傷病 なし 13 5.77 5.56 0 9.46
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 10 3 3.32 0 2
11022xxx02xx0x 男性生殖器疾患 陰嚢水腫手術等 定義副傷病 なし 4.8

当院は救急センター併設のため、急性虫垂炎が多くなっています。次に多い症例は停留精巣で、以下鼠径ヘルニア関連疾患が続きます。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 78 18.64 11.98 1.28 25.73
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 46 6.41 6.14 0 50.96
070343xx01x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 1あり 29 33.59 28.1 27.59 67.79

スポーツなどの外傷による膝靭帯損傷や半月板損傷の症例が多くなっています。高度の専門性を必要とする骨軟部腫瘍や脊椎手術の症例も多くなっています。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 65 9.85 9.88 0 6.85
080180xx99xxxx 母斑、母斑症 手術なし 59 3.02 3.26 0 3.86
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 42 6.71 5.86 0 28.74

岩手県以外に近隣の県から患者さんが来院されるため、口唇口蓋裂は例年70例前後の症例数です。母斑・母斑症は局所麻酔対応が困難な年少者のレーザー治療例数です。顔面外傷では、救急センターに搬送されると多発外傷例は主科とならないためこの数字には含まれず、それも含めると年間90例程度です。表のデータはDPC算定データからの例数のため、実数には反映していません。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 156 14.48 13.03 0.64 68.19
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 7.25 9.68 0 37.5
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 14 3.07 13.38 0 72.29

肺悪性腫瘍には肺がんと転移性肺がんがありますが、肺がんの患者さんが年々増えているため、肺悪性腫瘍の手術症例が1位、肺がん手術後予防的に行う抗がん剤治療症例や再発後の肺がん治療症例が3位と肺がん関連の症例が上位を占めています。気胸も手術数が多い疾患で2位となっています。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 196 5.28 5.33 0 55.2
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 149 7.75 6.17 0 0
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 82 15.54 13.97 0 53.93

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2 なし 71 5.92 5.72 1.41 1.85
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 41 6.9 7.03 9.76 5.41
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2 なし 25 16.8 23.89 0 11.96

当院小児科では全県を対象とした高度医療と救急医療に従事しています。疾患別では肺炎・急性気管支炎・急性細気管支炎やてんかん、ネフローゼ症候群、熱性けいれんが上位を占めていますが、他にも充実した専門医療体制のもと、あらゆる小児疾患を扱っています。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 83 10.02 10.12 1.2 45.64
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 78 7.26 7.94 0 52.49
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 59 67.1 41.38 0 65.22

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 279 10.75 9.57 0 65.07
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 247 7.43 11.08 0 58.95
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 119 6.55 7.99 0 68.48

症例数で多いものは緑内障、次いで網膜疾患と続いており、平均在院日数は緑内障で約10日、網膜疾患では約7日となっております。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 68 5.13 4.38 0 36.96
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 42 16.52 10.49 9.52 69.95
03001xxx0110xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 30 13.23 14.02 3.33 76.5

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 244 2.22 2.89 0 55.82
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 92 8.8 7.59 0 71.24
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 63 12.59 14.03 0 65.54

尿路結石や前立腺肥大症といった良性疾患から様々な悪性疾患に至るまで、幅広く診療を行っております。特に悪性疾患については、地域の中核となる泌尿器科として、様々な高度治療を展開しております。

放射線診断科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし 19 2.37 3.4 0 65.89
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 17 7.65 11.98 0 69.88
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり 12 17.92 25.05 0 63.67
院内及び近隣の透析施設からご紹介いただいた透析シャント狭窄に対して、透析シャント拡張術を多数行っております。また、肝臓、腎臓の悪性腫瘍に対して動脈塞栓術による治療を積極的に行っています。

救急科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 69 16.01 18.08 65.22 73.3
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 59 5.76 10.02 28.81 66.02
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 43 5.12 7.52 34.88 52.51

脳梗塞など脳血管疾患や頭部外傷など、ドクターヘリを活用し、積極的に患者さんを受け入れております。また、近隣リハビリ施設と連携し、スムーズにリハビリテーションに移行できるよう努力しております。

放射線治療科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 12 56 30.83 0 70.75
090010xx99x2xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 30.55
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 26.02

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 254 3.19 3.07 0 67.48
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 247 3.83 4.87 0.4 66.78
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 115 12.36 13.26 3.48 65.1

当科では、狭心症や急性心筋梗塞症の入院が多く、経皮的冠動脈ステント留置術(PCI)を多く行っております。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 68 32.31 25.69 22.06 64.56
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 1あり 41 29.2 22.62 4.88 69.83
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 39 25.08 16.65 12.82 77.05

心臓血管外科の特徴は、弁置換術よりも自己弁を修理する弁形成術に積極的に取り組んでおり、僧帽弁形成術及び大動脈弁形成術、自己弁温存大動脈基部再建術が多い点です。また、動脈瘤症例においては低侵襲化に取り組んでおり、ステントグラフトが増加している。

循環器小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 42 4.33 4.52 0 9.12
14031xx004x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2 なし 26 4.96 5.91 0 6.15
14029xxx97x0xx 動脈管開存症、心房中隔欠損症 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 14 5.71 6.5 0 7.29

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 185 21 25 62 13 35 1 6,7
大腸癌 81 19 129 45 15 35 1 6,7
乳癌 70 63 21 12 82 1 6,7
肺癌 98 22 71 100 19 121 1 6,7
肝癌 24 41 71 13 367 1 6,7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

罹患患者数が多い5大がん(胃がん・大腸がん(※1) ・乳がん・肺がん・肝がん(※1) )を病期(ステージ)別に集計したものです。「がん(がん疑い)」と診断され、入院中に最も主となる治療(※1)がなされた患者をカウントしています。当院では肝がん、肺がん、胃がんの順に患者数が多くなっています。都道府県がん診療連携拠点病院の機能を発揮し、初発の早期患者のみならず、進行がんや再発の患者に対しても、QOLに合わせた総合的なチーム医療を提供しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0
重症度 1 22 12.27 67.09
重症度 2 12 7.92 75.33
重症度 3 19 16.32 78.11
重症度 4
重症度 5
不明

 市中肺炎とは、日常生活をしていた人に発症する肺胞(はいほう:空気がたまるところ)の急性炎症です。原因菌の多くは肺炎球菌、インフルエンザ桿菌です。できるだけ早期に抗菌薬等を投与する必要があります。重症度は、A-DROPスコアという、年齢、性別、脱水の有無、意識障害の有無、血圧の低下の有無により分類します。当院の平成27年度実績は、53件となっております。

脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 13 11.15 67.69 0
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群
I63$ 脳梗塞 3日以内 256 18.66 72.64 48.24
その他 28 18.43 69.29 3.52
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 81 11.77 69.96 2.47
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 18 11.72 37.06 5.56
I679 脳血管疾患,詳細不明

脳梗塞は、脳血管の閉塞により脳細胞が壊死する疾患であり、早期治療が必要となります。発症3日以内に受診する患者が多いことは、治療上望ましいことですが、転院率は53.32%と決して良好なデータではありません。前例に適応できるわけではありませんが、発症4.5時間以内であれば、血栓溶解術も施行可能であり、更なる早期受診と、啓発が望まれます。脳神経外科は、もやもや病を担当し、脳血流評価を行いバイパス術や脳新生血管造設術を行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード

消化管内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 148 1.24 1.26 0 64.59
K6532 内視鏡的胃・十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫 127 1.64 5.72 0 70.28
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 77 3.16 7.01 0 70.13

血液腫瘍内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 42 23.05 26.31 2.38 57.4
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) 20 16.95 7.25 0 54.9
K6261 リンパ節摘出術(長径3㎝未満)

肝臓内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 291 2.06 10.4 3.09 71.38
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として) 2センチメートル以内のもの その他のもの 59 4.44 8.75 0 70.86
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として) 2センチメートルを超えるもの その他のもの 26 2.38 6.81 0 75.04

幹細胞がんが最も多くなっています。がん進行度や全身状態を加味し、ラジオ波焼灼術などの低侵襲治療並びに冠動脈塞栓術や化学療法を組み合わせた集学的治療を行っています。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 97 4.25 8.97 2.06 66.97
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴 73 1.21 3.15 0 58.34
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 69 3.67 10.45 1.45 68.13

各疾患で体に負担の少ない腹腔鏡下手術を安全に行い、良好な治療成績を得ています。全手術に対する腹腔鏡下手術の割合は、結腸悪性腫瘍手術90%、胃悪性腫瘍手術74%です。乳腺悪性腫瘍手術では、乳房温存術66%、センチネルリンパ節政権、同時・2期再建などの精度の高い手術を行っています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 53 4.4 32.25 18.87 56.19
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 51 1.94 25.47 37.25 65.1
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 41 3.51 16.27 21.95 69.54

良性、悪性含め、頭蓋骨腫瘍に対して腫瘍摘出術を行っています。脳動脈瘤に対しては開頭して脳動脈瘤頸部クリッピング術を第一に行っています。脊柱管狭窄症の手術も行うなど、広い分野での手術を行っています。

小児外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 30 0.97 1 0 2.8
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 19 0.95 1 0 5.47
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 13 0.92 3.85 0 9.46

ヘルニアに対する手術を多数行っており、鼠径ヘルニアに対しては症例に応じて、従来法、腹腔鏡下手術、何れも行っております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 64 1.91 31.44 37.5 68.86
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 57 1.16 18.61 0 26.14
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定 44 11.59 27.57 63.64 61.45

高齢者に対する人工膝関節置換術や脊椎の手術件数が多くなっています。一方、スポーツ外傷による前・後十字靭帯損傷の再建術も数多く行っています。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 37 1.57 4.49 0 49.11
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他) 18 1.06 9.22 0 36.06
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼拳筋前転法) 17 0.06 1.82 0 66.94

最も多い主要手術は、良性腫瘍の切除と顔面外傷であり、それぞれ90例/年前後となっております。乳房再建は、外科主科の一次再建は含まれていません。瘢痕拘縮は顔面・指等を含めると25例/年です。眼瞼下垂は、先天性例を含めると40例前後となっています。表のデータはDPC対象患者の集計データとなっています。

呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 105 3.65 11.14 0 68.7
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 41 3.02 3.93 0 68.22
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるも 36 3.22 7.06 2.78 44.69

患者さんへの侵襲を低減するため、肺葉切除、肺全摘を含めた全手術症例の約9割の方に、腹腔鏡のみで行う手術を実施しています。その結果、肺葉切除でも術後7日目で退院が可能になる患者さんが多く、創部も小さいため痛みの軽減にも貢献しています。

産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 84 14.69 6.86 0 33.18
K879 子宮悪性腫瘍手術 80 3.02 12.5 0 53.95
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 71 9.83 6.61 0 34.3

小児科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 41 0 69.78 53.66 0
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 30 0 88.3 46.67 0
K636 試験開腹術

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 84 14.69 6.86 0 33.18
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 80 3.02 12.5 0 53.95
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(浅葉) 71 9.83 6.61 0 34.3

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合・その他のも 1322 0.9 1.15 0 72.98
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 526 1.14 5.21 0 63.18
K2683 緑内障手術(濾過手術) 156 1.2 10.6 0 63.94

当科で一番多い手術は、白内障手術で、日帰りから2泊3日の入院も行っています。その他、網膜剥離、網膜血管病変に対する硝子体手術も行っておりますし、緑内障手術も施行しております。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 116 2.51 12.26 6.03 71.53
K0051 皮膚皮下腫瘍摘出術(露出部2センチメートル未満) 44 0.59 2.16 0 35.75
K0052 皮膚皮下腫瘍摘出術(露出部2センチメートル以上4センチメートル未満) 40 1.02 3.6 0 30.02

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 244 0.11 1.1 0 55.82
K843 前立腺悪性腫瘍手術 115 2.68 10.17 0 65.7
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・その他のもの) 99 3.25 5.32 0 71.09

体外衝撃波結石破砕術は、身体の外から衝撃波で尿路結石を砕く治療で、1泊入院で行っています。また、前立腺悪性腫瘍手術は、手術支援ロボットを用いた治療を行っており、合併症の少ない安全な手術が可能です。

放射線診断科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 30 1.5 4.67 3.33 65.73
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 19 0.26 1.11 0 65.89
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術)

肝臓、腎臓の腫瘍に対して塞栓術を積極的に行っています。また、腹部内蔵臓器の動脈瘤や肺動静脈奇形に対する塞栓術もカテーテル治療で行っております。透析シャント狭窄に対しては迅速に治療を行っています。

救急科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 37 2.62 13.97 72.97 73.57
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 37 0.22 3.76 24.32 75
K654 内視鏡的消化管止血術 34 0 7.26 17.65 69.06

骨折や頭部外傷など、手術後は周辺施設と連携し、スムーズにリハビリテーションに移行できるシステム作りをしております。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 219 2.56 1.91 1.83 67.28
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 108 0.05 11.62 4.63 64.94
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 101 3.08 3.92 2.97 72.17

当科では、虚血性心疾患に対する経費的冠動脈ステント留置術(PCI)や下肢動脈疾患に対する経費的血管拡張術(PTA)などの治療を多く行っています。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5551 弁置換術(1弁のもの) 36 10.56 31.17 30.56 69.39
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 35 13.83 26.94 17.14 67.46
K5607 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(その他のもの) 35 6.17 27.66 14.29 70.69

当科では、年齢の高齢化に伴い、高齢者の大動脈弁狭窄症例が増加しているのが特徴です。また、冠動脈バイパス術では人工心肺を用いない冠動脈バイパス術を第一選択としており、患者さんに負担をかけない低侵襲化を目指しています。

循環器小児科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 24 1.92 2 0 5.46
K5761 心室中隔欠損閉鎖術(単独のもの) 17 4.65 14.71 0 1.35
K570-3 経皮的肺動脈形成術 10 7.2 3.7 0 4.6

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 19 0.1
180010 敗血症 同一 26 0.13
異なる 40 0.2
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 109 0.55
異なる

医療の質、向上のため、4つの傷病名について、公表しております。 入院原因病名と傷病名は必ずしも同じにならない場合があります。上記の疾患は入院患者の状態によって引き起こされることがあり、その確率は基礎疾患等により様々です。平成26年度厚生労働省、DPC対象病院データ集計では、全症例に対する疾患名大分類における播種性血管内凝固症候群、敗血症、真菌症、手術・処置などの合併症に対する割合は、播種性血管内凝固症候群0.17%、敗血症0.56%、真菌症0.04%、手術・処置などの合併症0.70%と公開されております。当院においては、全ての項目で全国平均を下回っております。重症患者を多く受け入れる大学病院として、臨床上ゼロにすることは難しい事ですが、より確率が低くなるよう最善を尽くしてまいります

更新履歴

平成28年9月29日
DPCによる臨床指標の公開
平成28年12月24日
形成外科、神経内科・老年科のコメントの追加
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