令和5年度 DPC病院指標

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1046 787 560 884 1423 2346 4013 5386 2399 354
当院は60歳以上の患者さんが全体の約6割を占めており、高齢者の疾患を数多く取り扱っています。
また、岩手県内で唯一の総合周産期母子医療センターが設置されており、新生児や乳幼児の入院治療実績も豊富です。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 372 3.24 2.61 0 68.41
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 161 11.55 8.75 3.11 73.23
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 94 7.49 7.61 0 72.31
060010xx04xx0x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 定義副傷病なし 40 6.93 8.63 0 69.63
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし 39 9.44 9.55 0 72.95
主な対象疾患は、内視鏡治療を要する胃や食道、小腸や大腸の悪性または良性疾患、胆膵系の悪性または良性疾患などです。当科における入院で最も多かったものは、内視鏡治療目的で入院した大腸良性疾患(主に大腸ポリープなど)の患者さんです。また、軽症から重症までのクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患で入院する患者さんもいます。他には、小腸検査(経口・経肛門ダブルバルーン内視鏡など)や化学療法の導入目的で入院する患者さんもいます。

腎・高血圧内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 76 6.17 11.49 2.63 51.76
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 75 5.51 6.44 0 50.04
110260xx99x3xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等23あり 63 2.51 4.65 0 47.19
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 33 18.64 19.94 6.06 65.85
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 14.23
主な診療の対象は、あらゆる腎臓病、腎不全(透析療法)、体液(水・電解質・酸塩基平衡)の異常、および高血圧性疾患です。当科では、腎疾患の確定診断のための経皮的腎生検目的の検査入院や、難治性の腎疾患(ネフローゼ症候群、急速進行性腎炎、種々の腎炎、自己免疫疾患など)、急性腎障害および慢性腎臓病の専門的な治療のための入院が多いです。また、透析療法の導入や透析患者さんの合併症の管理に対応しています。重症の高血圧や、原発性アルドステロン症など特殊な高血圧(二次性高血圧)の精査・治療も行っています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 244 3.2 2.98 1.23 72.37
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 82 13.46 8.33 0 71.96
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等25あり 69 30.65 18.83 1.45 70.42
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 59 13.19 13.59 11.86 71.69
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 33 19.27 18.65 3.03 71.58
肺癌をはじめとした胸部悪性腫瘍の治療を行っています。
多くの患者さんは胸部異常陰影で紹介され、その確定診断には腫瘍組織の採取が必要です。組織採取するために気管支鏡検査やエコーガイド下生検、CTガイド下生検を行います。これらの検査は安全を期して2泊3日の入院で行っており、これらの検査をするための入院患者さんが最も多くなっています。
悪性腫瘍の診断後は、化学療法や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤を受ける患者さんが多いです。初回の治療は多くの場合、1~2週間入院して行っており、これが検査入院に続く症例数となっています。
間質性肺炎は、酸素が必要な場合などは入院での加療が必要になります。間質性肺炎はアレルギー反応(真菌やほこり、または薬など)によるもの、ウイルスや細菌などの感染症によるもの、膠原病に合併して発症した症例などが含まれます。

脳神経内科・老年科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060×2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 44 18.25 15.57 47.73 71.05
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし 41 21.17 19.56 9.76 68.2
010170xx99x10x 基底核等の変性疾患 手術なし 手術・処置等2あり 定義副傷病なし 33 19.7 17.21 9.09 64.42
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等24あり 32 17.16 16.97 15.63 65.34
010155xxxxx00x 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 21 20.81 12.79 0 60.81
①脳梗塞に対する入院診療が最も多く、原因精査を行い、血栓溶解および血栓回収療法を行っています。抗血栓療法と生活指導で再発防止を行いリハビリテーションによる機能回復をはかり社会復帰に貢献しています。
②運動障害疾患は大脳基底核を中心とする錐体外路の機能障害が原因で、入院精査で鑑別診断を進めて治療計画を行っています。特にパーキンソン病の治療選択肢を全て単施設で実施可能なのは東北では本学のみです。
③神経免疫疾患は治癒も可能な疾患を含むため、早期の入院精査、治療導入が必要で、再発防止も可能です。
④数多くの神経難病に対する入院精査や治療方針の検討、緩和ケアやACPなどを提案しています。

糖尿病・代謝・内分泌内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 47 13.79 13.99 6.38 63.17
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし 20 11.45 10.66 10 57.45
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 11.83 13.15 0 44.42
100250xx99x20x 下垂体機能低下症 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 4.35
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 13.31
当科は糖尿病と内分泌の2領域を中心に診療しております。最も入院患者さんの多い糖尿病領域では、血糖管理入院や教育入院をおこなっています。また、各種合併症(網膜症、神経障害、腎症、動脈硬化性疾患)の評価や治療介入、シックデイ入院、手術に向けた血糖管理の入院もおこなっています。他にも急性合併症である糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡といった専門施設での入院治療が望まれる症例を、地域の医療機関からご紹介頂き対応しています。内分泌領域では、検査・診断を目的とした短期入院を中心としておりますが、クリーゼ等の緊急入院にも対応しております。いずれも診断や急性期の治療終えると紹介もとへ再度紹介させて頂くなどの病診連携の体制を整えており、患者さんの希望に沿った診療を提供することができます。

血液腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 36 33.75 36.15 0 37.33
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等25あり 定義副傷病なし 16 28.25 29.83 6.25 58
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 16 8.31 9.62 0 54.63
130030xx97x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等29あり 11 23 30.73 0 58.18
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等25あり 11 11.82 16.12 0 68.91
主な対象疾患は、造血器腫瘍(悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫・骨髄増殖性腫瘍など)や良性疾患(各種貧血・血小板減少症・凝固異常症など)です。
当科における入院で最も多いのは、薬物療法目的で入院した悪性リンパ腫や急性白血病の患者さんです。また、当院は、同種造血幹細胞移植実施施設に認定されているため、骨髄移植を受ける患者さんの治療のために入院する患者さんもいます。

肝臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 154 10.14 10.24 1.95 74.58
060050xx030xxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1なし 117 7.89 7.38 0.85 70.99
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 55 10.29 8.22 5.45 71.31
060300xx97100x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 33 11.67 11.31 0 59.42
060300xx99x00x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 20 12.15 10.88 10 68.1
主な対象疾患は、内科治療を要する肝・肝内胆管の悪性腫瘍です。
当科における入院で最も多かったのは原発性肝細胞癌の患者さんで、経皮的ラジオ波焼灼療法、マイクロ波凝固法や選択的肝動脈化学塞栓術、全身化学療法などを行なっております。また、食道胃静脈瘤、肝硬変、急性肝不全に対する治療のために入院する患者さんもおります。

臨床腫瘍科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 98 9.2 8.67 0 69.76
180050xx99x1xx その他の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等21あり 43 3.98 12.14 0 68.95
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 29 4.38 4.42 0 59.55
060035xx99x7xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 15 3.87 4.72 0 61.67
060010xx97x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) その他の手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 12 16 16.8 8.33 61.58
主な対象疾患は、がん薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療を要する全身の悪性腫瘍(がん)です。
当科における入院で最も多かったのは、がん薬物療法を行った食道がんの患者さんです。食道がんに対しては、がん薬物療法と放射線治療の併用療法も行っています。その他の消化器がん(胃がん、小腸がん、大腸がん、膵がん、胆道がんなど)や、原発不明がん(転移したがんがあるとわかっていても、最初にどこから発生したか不明ながん)、肉腫(脂肪、筋肉、神経などの軟部組織に発生した悪性腫瘍)に対するがん薬物療法や放射線治療も積極的に行っています。また、がんの確定診断を目的とした短期入院による全身検査も行っています。

リウマチ・膠原病・アレルギー内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 36.36 14.23 7.69 59.08
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり 12 69.17 34.37 16.67 60.58
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等27あり 定義副傷病なし 18.46
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 18.65
010080xx97x0xx 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術あり 手術・処置等2なし 35.53
主な対象疾患は、関節リウマチなどのリウマチ性疾患や全身性エリテマトーデスに代表される膠原病です。
当科における入院で最も多かったのは、全身性エリテマトーデスやANCA関連血管炎、多発性筋炎/皮膚筋炎などの腎障害、間質性肺炎などを臓器障害とした初発あるいは再燃による寛解導入療法が必要な患者さんです。外来では関節リウマチやリウマチ性多発筋痛症などの関節や全身の疼痛を主訴としたリウマチ性疾患が多いです。また、大学病院という特性上、重篤な全身臓器障害を伴った患者さんや再燃を繰り返す難治性の患者さん、併存疾患や妊娠・出産などの管理が必要な患者さんも多く、このような患者さんに対しては、経験豊富なリウマチ専門医による先進的な治療や他科連携による総合的な治療を行っております。また、当科では、産学連携による免疫炎症性難病の新規医薬品開発を目指した探索研究を行っており、個々の疾患に対して標的を絞った新しい治療法を見出し、将来的にはいち早く提供できるような環境が整っています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx9906xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり 116 5.14 5.15 0 70.43
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 96 10.35 9.88 0 63.26
06007xxx9905xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等25あり 92 6.55 7.32 0 68.33
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 83 17.72 15.12 6.02 69.13
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 68 4.91 5.64 0 60.5
当科では、様々な疾患を取り扱っており、患者さんの希望に沿った診療を提供しています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 35 15.94 19.09 82.86 65.66
010010xx03x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 24 26.46 20.7 29.17 59.21
010070xx9912xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等22あり 23 3.91 4.76 0 68.39
010070xx01x2xx 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等22あり 22 18.59 18.9 4.55 64.91
100260xx9700xx 下垂体機能亢進症 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 21 17.48 16.06 0 62.52
主な対象疾患は脳出血、頭蓋内の腫瘍、頚動脈や脳血管の疾患、脊髄や脊椎の疾患です。入院者数では、脳出血に対して手術を行わずに保存的に治療した患者さんが一番多く、次に頭蓋内の腫瘍に対して開頭して脳腫瘍摘出術を行った患者さんが多いです。その他、脳血管障害の患者さんの検査入院が多いですが、近年は血管内手術を積極的に行う方針とし、脳動脈瘤や頚動脈狭窄症などの血管病変に対して血管内手術で治療を行う患者さんが増えています。さらに内視鏡下の下垂体腺腫摘出術も積極的に行い、手術件数が増えています。当科では、頭部の疾患だけではなく、脊髄腫瘍や脊柱管狭窄症など脊髄疾患に対しても顕微鏡下に低侵襲の手術を行っています。

小児外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 33 3 2.75 0 3.97
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 13 3.23 2.97 0 3.15
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 3.69
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 定義副傷病なし 6.86
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 5.29
小児外科では15歳以下の外科的治療を要する全身のあらゆる疾患に対して治療を行っております。からだへの負担が少なく、成長の妨げとならない体にやさしい手術、特に内視鏡外科手術に積極的に取り組み、術後の体幹変形等による心の傷をも残らない治療に心掛けています。件数が多い「ヘルニア類および泌尿生殖器手術」は、当院では広範な地域からの患者さんを対象としているため2泊3日での治療を基本としており、日帰り手術を行っていません。しかしながら、可能な限り短期入院を心掛けており、他の疾患では短い在院日数を維持しています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 72 5.01 5.14 0 51
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 51 13.08 13.04 5.88 25.04
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 40 21.88 21.96 50 72.8
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 38 30.71 19.55 39.47 61.32
070180xx97xxxx 脊椎変形 手術あり 35 29.66 21.46 25.71 36.17
主な対象疾患は、外科治療を要する脊椎、手、肘、肩、股関節、膝、足の疾患ならびに四肢、体幹に発生した良性腫瘍や悪性腫瘍です。当科における入院で多かったのは、脊椎疾患に対する固定術、四肢の関節に対する人工関節置換術、靱帯再建術、手の神経疾患、腱損傷などです。最近は、癌の骨転移に対する治療が増加しています。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 49 6.53 8.57 0 8.41
080180xx99xxxx 母斑、母斑症 手術なし 40 2.95 3.5 0 3.15
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 27 5.52 4.28 0 37.33
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 27 4.7 4.63 0 23.41
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 26 3.69 5.77 0 16.77
形成外科では、先天異常(口唇裂、口蓋裂、顎裂、小耳症、多合指(趾)症、漏斗胸、母斑、血管奇形など)の取り扱いが多いため、15歳以下の小児の入院が全体の約30%を占めています。一方、成人例では腫瘍性疾患(皮膚皮下組織の良性腫瘍、悪性腫瘍など)、再建外科(乳癌や頭頸部癌などの悪性腫瘍切除後の再建)、外傷では顔面骨や顔面軟部組織の外傷を多く取り扱っています。母斑や血管腫などの手術なしの症例では、主にレーザー治療を目的とした短期間の入院が多くなっています。そのほか乳腺外科、頭頸部外科、整形外科、救急科など多くの診療科とチーム医療を行っていることが特長です。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 227 11.1 9.89 0 70.47
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 36 6.69 9.54 0 32.92
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 35 8.74 8.33 0 69.83
040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等 16 9 8.53 0 58.38
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり 12 7.75 7.58 0 59
主な対象疾患は、外科治療を要する肺・縦隔の悪性ならびに良性疾患(気胸・膿胸・炎症性肺疾患など)です。当科における入院で最も多かったのは、外科治療目的で入院した肺の悪性腫瘍(主に原発性肺癌と転移性肺癌)の症例です。その他、多施設では治療が困難な難治性気胸や膿胸も積極的に受け入れて治療を実施しております。もちろん手術のみならず、術後補助化学療法や再発症例に対する化学療法についても呼吸器内科との連携のもとで積極的に実施しております。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 109 10.93 10.1 0.92 57.47
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 77 3.38 4.18 0 58.58
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし 68 13.81 11.76 1.47 55.19
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 62 5.94 5.93 0 42.27
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 定義副傷病なし 56 4.64 4.05 0 60.89
産婦人科の入院治療では子宮がん(頭がん・体がん)や卵巣がんに対する薬物療法がそれぞれ合計77名と56名、手術療法がそれぞれ合計109名と68名となっています。また、不妊治療も含め、良性疾患(子宮筋腫や子宮内膜症、良性の卵巣腫、骨盤職器脱など)に対する腹腔鏡およびロポット手術を数多く行っています。
子宮がんに対する手術は、がんの進行度により開腹、腹腔鏡、ロボットで行います。県内の進行がんが集まることもあり術式は多岐に渡りますが、クリニカルパスを導入し治療の均一化を図り、全国平均と同程度の平均在院日数になっています。
卵巣がんに対する根治手術は基本的に開腹で行います。他科との連携により積極的に他臓器合併切除を行い、がんの完全切除を目指して手術を行っているため、平均在日数が全国平均や子宮がんよりも長くなっています。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 73 5.03 7.19 0 6.49
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 26 3.46 4 0 12.46
130080xx97x0xx 再生不良性貧血 手術あり 手術・処置等2なし 19 3.32 11.81 0 4.53
14031xx004x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2なし 18 3.44 5.99 0 5.83
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 17 7.59 5.96 0 5.35
小児科はすべての臓器が対象となるため、治療する疾患は多岐にわたります。特に多い疾患は、神経疾患(難治てんかん、急性脳症、発達遅滞、神経筋疾患、神経発達症等)、心疾患(先天異常、心筋症、不整脈等)、内分泌・代謝性疾患(小児糖尿病、低身長、高度肥満、甲状腺機能低下症、ミトコンドリア異常症等)、炎症性腸疾患、腎泌尿器(先天異常、ネフローゼ症候群、腎炎等)、血液疾患(白血病、固形腫瘍、免疫異常等)などです。県内と北東北からも紹介いただいております。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 75 5.65 6.76 0 41.21
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 61 6.36 6.02 0 54.38
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 30 10.13 6.74 3.33 56.37
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 22 10.32 7.53 0 22.73
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 14 6.93 5.51 0 48.93
主な対象疾患は中耳疾患(慢性中耳炎)や鼻副鼻腔疾患(慢性副鼻腔炎)、咽頭疾患(扁桃炎や扁桃肥大)です。当科の入院患者さんで最も多かったのは外科的治療(鼓室形成術)を目的に入院した慢性中耳炎、特に真珠腫性中耳炎の患者さんです。次に内視鏡下鼻副鼻腔手術を目的に入院した慢性副鼻腔炎患者さんが多くなっています。扁桃炎や頸部膿瘍などの患者さんも多く、口蓋扁桃摘出術も行います。耳下腺や顎下腺などの良性腫瘍の摘出術式も行なっています。最近では人工内耳埋め込み術の患者さんも増えてきました。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 485 3.05 2.54 0 74.02
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 286 5.5 7.81 0 58.33
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 115 4.58 5.67 0 68.23
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 91 5.82 6.1 0 54.37
020220xx01xxx0 緑内障 緑内障手術 濾過手術片眼 64 11.05 8.7 0 68.08
眼科に入院される患者さんで最も多い疾患は白内障です。白内障は高齢者に多く、手術が根本的な治療法です。
先天性疾患や全身合併症に伴う白内障に対する手術も多く行っております。
網膜剥離は失明に至る疾患のため、治療に力を入れております。
緑内障は、日本での失明原因第1位の疾患であり、加齢とともに有病率が上昇するため、早期発見と早期治療による進行予防を目指しております。
難症例であります糖尿病性増殖性網膜症に対する増殖硝子体網膜症手術も多く行っております。

頭頸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 68 15.16 12.84 0 71.09
03001xxx99x31x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病あり 56 72.86 38.51 0 65.79
03001xxx99x30x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 33 64.55 19.54 3.03 68.79
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 26 9.65 6.74 0 56.46
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 21 4.43 5.77 0 59.29
主な対象疾患は頭頸部悪性腫瘍(口腔癌、上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌、鼻副鼻腔癌、唾液腺癌、外耳道癌など)です。当科の入院患者さんで最も多かったのは外科的治療を目的に入院した患者さんです。次に癌に対する放射線治療や化学療法を目的に入院した患者さんが多くなっています。悪性疾患などの診断目的に頸部リンパ節などの開放生検を行うために入院する患者さんも多くなっています。進行癌では外科や形成外科との合同手術を行なっており、早期癌患者では内視鏡治療を目的に入院する患者さんも多く、今後も増加が予想されます。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 101 10.45 7.22 0.99 75.19
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 57 5.23 3.93 0 46.67
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 27 15.59 12.88 3.7 53.93
080190xxxxxxxx 脱毛症 21 3 3.31 0 33.62
080005xx01x0xx 黒色腫 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 20 12.75 10.91 0 71.95
当科では、様々な疾患を取り扱っており、患者さんの希望に沿った診療を提供しています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 110 2.76 2.44 0 69.44
11012xxx03xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 87 2.02 2.43 0 59.71
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 67 11.42 11.19 0 67.6
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 53 10.6 10.08 0 62.81
110070xx02xxxx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 40 8.15 6.78 0 68.28
主な対象疾患は、前立腺針生検、尿路結石、前立腺癌、腎癌、膀胱癌です。
当科における入院で多かったのは、前立腺癌の確定診断を目的とした短期入院による前立腺針生検を行った患者さんです。また、尿路結石に対する破砕治療も多いです。さらに、前立腺癌や腎癌に対するロボット支援手術や膀胱癌に対する経尿道的手術を行った患者さんも多いです。

放射線診断科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11001xxx97x0xx 腎腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 19 3.68 11.66 0 69.37
070040xx99x0xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 10 2.4 9.07 0 63.1
11001xxx9910xx 腎腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 3.4
060300xx97100x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 11.31
14031xx004x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2なし 5.99
当科で扱う疾患は多岐にわたります。
肺、腎臓、肝臓、骨など様々な部位に発生した腫瘍に対して病理学的な確定診断を目的に、CTガイド下生検を随時行なっています。

精神神経科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 18.18 3.62 11.76 37.65
161070xxxxx1xx 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等21あり 8.53
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 14.23
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 10.25
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 8.38
精神科救急の対応しており、救急センターに搬送となった大量服薬による自殺企図例などの治療を行っています。
総合病院における精神科入院病棟として、身体合併症をもつ精神疾患例の入院対応も行っています。

救急科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 35 10.2 9.88 17.14 70.63
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 33 20.36 25.5 87.88 75.06
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 28 9.39 8.38 21.43 53.54
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 22 15.59 20.6 77.27 82.09
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 21 16.67 13.52 28.57 81.19
当科の手術としては、事故などにより四肢の外傷に関連した手術から、頭蓋内出血などの脳外科系手術、大腸穿孔や肝損傷など腹腔内臓器損傷などを扱っております。また食道や十二指腸潰瘍からの出血、大腸からの出血に対し内視鏡的止血術も常時施行しております。

緩和ケア科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 12 61.25 13.59 0 77.92
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 36.6 8.22 0 76.8
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 11.02
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 11.07
060035xx97x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 14.36
当科では緩和ケア外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟で患者さんやご家族のつらさの緩和に取り組んでいます。緩和ケア病棟には様々な癌の患者さんが入院され、特に呼吸器系や消化器系の癌の患者さんが多く入院されます。令和5年度に緩和ケア病棟を利用された呼吸器系の患者さんは計36名、消化器系の患者さんは計132名でした。平均在院日数は癌の種類や個々の患者さんの病状によって異なってきますが、令和5年度全体では合計257名の患者さんが平均で28日間、緩和ケア病棟をご利用されました。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 415 4.58 4.57 0 64.22
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 176 3.5 4.26 1.7 70.84
050080xx97000x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 115 8.73 12.46 6.96 82.84
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 106 8.23 9.77 3.77 77.33
050080xx99100x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 104 3.56 5.32 0.96 74.32
循環器内科では、虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症など)、心臓弁膜症、不整脈、血管疾患(閉塞性動脈硬化症や動脈瘤など)、先天性心疾患、心不全などの疾患を主に診療しています。公開している表は、これらの疾患の中で入院患者数が最も多かったものを示しています。岩手県全域における循環器疾患の中核病院として機能しており、カテーテル検査や手術、内科的加療(点滴や注射など)、ペースメーカー手術を必要とする患者さんへの急性期(緊急)治療や専門的な治療を行っています。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 102 19.02 21.52 17.65 65.15
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり 57 14.68 19.2 7.02 71.68
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等21あり 48 22 28.09 66.67 65.94
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 44 19.48 21.38 25 68.61
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等21あり 31 13.06 14.7 6.45 77.58
主な対象疾患は、外科治療を要する心臓疾患(弁膜症、狭心症などの冠動脈病変)や大動脈疾患です。
当科における入院で最も多かったのは、外科治療目的で入院した弁膜症の患者さんです。大動脈に対する手術も、人工血管置換、ステントグラフト内挿術と様々な術式で対応しています。急性大動脈解離に対する緊急手術も数多く行っています。成人心臓、大動脈疾患から先天性心疾患まで、多くの心臓、大動脈手術を実施しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 63 26 27 85 117 17 1 8
大腸癌 29 47 74 51 155 6 1 8
乳癌 64 81 62 23 1 8
肺癌 189 70 120 180 305 56 1 8
肝癌 15 28 19 438 38 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

当院では、上記の通り五大がん全てにおいて多くの治療実績があります。
都道府県がん診療連携拠点病院として、がんの早期発見・治療だけでなく、進行がんや再発症例も数多く取り扱っています。
治療方法としては、手術、放射線治療、化学療法を行っており、疼痛管理を行う緩和ケア外来などにも取り組んでいます。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 15 16.73 61.87
中等症 36 16.22 76.78
重症
超重症
不明
市中肺炎とは、日常生活を送る中で発症する肺胞の急性炎症を指します。
原因菌の多くは、肺炎球菌、インフルエンザ桿菌であり、可能な限り早期に原因菌を特定し、抗菌薬を投与する必要があります。
重症度は、A-DROPスコアという年齢、脱水の有無、呼吸状態、意識障害の有無、血圧低下の有無による分類法により確定しています。
高齢になるほど重症化しやすく、入院が長期化する傾向があります。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 190 20.66 74.01 55.5
その他 28 18.46 64.68 4.13
脳梗塞は、脳血管の閉塞により脳細胞が壊死する疾患であり、早期治療が必要となります。
当院の場合、発症後3日以内の受診患者さんが多く、医学的に望ましい治療が実施できております。
当院は高度急性期医療を提供する病院のため、症状が落ち着いた患者さんは地域の病院へ積極的に紹介し、転院を促す仕組みを整備しておりますが、在院中の急性期リハビリテーション治療にも対応しております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 304 0.75 1.05 0 68.07
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 135 4.35 9.3 2.96 74.29
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 93 1 5.46 0 72.34
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 72 0.92 3.03 0 69.06
K6851 内視鏡的胆道結石除去術 胆道砕石術を伴うもの 43 3.86 6.42 2.33 75.58
主な対象疾患は、内視鏡治療を要する胃や食道、小腸や大腸の悪性または良性疾患、胆膵系の悪性または良性疾患などです。当科における入院で最も多かったものは、内視鏡治療目的で入院した大腸良性疾患(主に大腸ポリープなど)の患者さんです。外科と合同で胃粘膜下腫瘍に対しては腹腔鏡内視鏡合同胃局所切除術、肥満治療目的でスリーブ胃切除術などを行っています。また、膵疾患や消化管の粘膜下腫瘍、腹腔内腫瘍の診断を目的とした超音波内視鏡穿刺術や膵のう胞のドレナージ目的での超音波内視鏡下仮性のう胞ドレナージも行っています。
脳神経内科・老年科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K178-4 経皮的脳血栓回収術 36 0.19 18.97 83.33 79.22
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 11 19.18 28.91 54.55 70.27
K178-2 経皮的脳血管形成術
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓切除
K178-5 経皮的脳血管ステント留置術
①SCUを運営し、脳梗塞に対する血栓溶解および機械的血栓回収療法を24時間体制で行っています。主幹動脈狭窄に対するステント留置などデバイスを用いた治療も当科で行います。
②脳神経疾患の診断のため外科的に筋生検あるいは神経生検を当科で行います。脳生検は脳神経外科に依頼して実施します。脊髄疾患で手術を要する場合には脳神経外科と整形外科とも連携します。
③神経難病では長期に臥床療養が必要となることがあり、代表疾患である筋萎縮性側索硬化症では胃瘻造設、気管切開術、喉頭閉鎖術など、必要に応じて外科的処置を耳鼻咽喉科や放射線科と連携して行っています。
血液腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 34 18.71 8.97 2.94 52.65
K9212ロ 造血幹細胞採取(一連につき) 末梢血幹細胞採取 自家移植の場合
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3cm以上6cm未満
K225-2 結膜腫瘍摘出術
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 止血術
主な対象疾患は、造血器腫瘍(悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫・骨髄増殖性腫瘍など)や良性疾患(各種貧血・血小板減少症・凝固異常症など)です。
当科で行う処置としては、診断のための骨髄穿刺検査や骨髄生検、リンパ節生検が多く行われます。治療に必要な埋め込み型の中心静脈カテーテルラインを設置することもあります。また、血液疾患の治癒を目指した造血幹細胞移植(自家移植、骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植など)が行われています。
肝臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 149 1.29 7.87 0.67 73.99
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として) 2cm以内のもの その他のもの 59 2 4.34 0 68.08
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として) 2cmを超えるもの その他のもの 39 2.26 6.18 2.56 74.77
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 29 1.07 9.69 0 59.97
K697-22 肝悪性腫瘍マイクロ波凝固法(一連として) その他のもの 18 1.33 4.33 0 72.44
主な対象疾患は、内科治療を要する肝・肝内胆管の悪性腫瘍です。
当科における手術で最も多かったのは、選択的肝動脈化学塞栓術です、また、経皮的ラジオ波焼灼療法、経皮的マイクロ波凝固法や内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術なども積極的に行っています。さらに新薬開発により進行肝癌に対する全身化学療法の治療成績が向上しており、今後症例が増えてくるものと思われます。
臨床腫瘍科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 27 1.04 10.63 3.7 66.52
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 26 1.92 7.04 3.85 59.85
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。)
K522-2 食道ステント留置術
K5223 食道狭窄拡張術 拡張用バルーンによるもの
悪性腫瘍(がん)に対するがん薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療を主に行っています。
抗がん剤治療を行う際には、前もって静脈内持続注入用植込型カテーテルを皮膚の下に埋め込むこともあります。この植込型カテーテルを用いることで、針を刺すことによる血管のダメージがなく安定した治療が可能となります。また、がんが原因でたまった胸水や腹水を針を刺して抜くことがありますが、その抜いた液体から不要な成分を取り除いて(濾過)、濃縮された有用なタンパク成分を再び体内に戻す治療(胸水・腹水濾過濃縮再静注法)も行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 73 3.92 11.23 2.74 69.29
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 68 1.09 2.82 0 60.5
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 63 1.63 8.21 0 63.94
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 45 1.91 4.27 0 69.96
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 39 5 16.23 0 64.28
当科では、様々な疾患を取り扱っており、患者さんの希望に沿った診療を提供しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 58 6.43 39.91 31.03 57.83
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術 下垂体腫瘍 23 2.61 13.65 0 62.13
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 21 1.67 15.86 23.81 68
K1781 脳血管内手術 1箇所 19 1.21 24.42 47.37 67.42
K142-8 顕微鏡下腰部脊柱管拡大減圧術 18 2.5 14.11 16.67 73.61
当科では脳腫瘍摘出術が最も多く行われています。脳腫瘍には良性腫瘍や原発性悪性腫瘍、さらに転移性脳腫瘍があり、それぞれの手術適応と手術方法を熟考したうえで、摘出術を行っています。腫瘍摘出術では手術中にナビゲーションシステムを用いて脳腫瘍の位置を正確に把握したり、手術中に頭部CTを撮影して摘出範囲が十分であるかなどを評価したりして手術成績の向上に努めています。2番目に内視鏡下に鼻から下垂体腺腫を摘出する内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術が多く、次に、破裂、未破裂含めた脳動脈瘤に対する開頭下のクリッピング術や血管内手術がほぼ同数行われています。脊柱管狭窄症に対して顕微鏡下に行う手術も多く行われています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 33 1 1 0 3.97
K836 停留精巣固定術 11 1.18 1.09 0 3.45
K8351 陰嚢水腫手術 鼠径部切開によるもの
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。)
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの
小児外科では15歳以下の外科的治療を要する全身のあらゆる疾患に対して治療を行っております。からだへの負担が少なく、成長の妨げとならない体にやさしい手術、特に内視鏡外科手術に積極的に取り組み、術後の体幹変形等による心の傷をも残らない治療に心掛けています。患者さまおよびご家族への負担を軽減させるため可能な限り短期入院を心掛けており、術前検査等は外来もしくは手術前日の入院日に行い、術後早期退院を心掛けています。また、地域施設からの胃瘻造設依頼に対しては早期に元の施設に戻れるように心掛け施設との連携を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 95 1.37 23.46 44.21 68.34
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 62 1.06 3.52 0 54.35
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術 十字靭帯 40 1.13 11.53 2.5 26.03
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 23 1.78 42.96 8.7 70.87
K0802 関節形成手術 胸鎖、肘、手、足 22 1.05 8.18 4.55 67.32
主な対象疾患は、外科治療を要する脊椎、手、肘、肩、股関節、膝、足の疾患ならびに四肢、体幹に発生した良性腫瘍や悪性腫瘍です。当科における入院で多かったのは、脊椎疾患に対する固定術、四肢の関節に対する人工関節置換術、靱帯再建術、手の神経疾患、腱損傷などです。最近は、癌の骨転移に対する治療が増加しています。脊椎固定術は、県内の他の施設では実施困難な症例も引き受けております。手の疾患も他の施設では実施困難なもの、治療後の成績不良例などが紹介され、治療をおこなっております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 14 2 8.36 0 74.14
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 14 0.07 1.5 0 71.29
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm以上4cm未満 13 1 1.92 0 19.23
K0032 皮膚、皮下、粘膜下血管腫摘出術(露出部) 長径3cm以上6cm未満 12 1 2.25 0 34.42
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm未満 12 0.92 1.42 0 10.58
全手術例は、約1100件(うち入院手術約500件)です。例年通り皮膚悪性腫瘍、皮膚皮下組織の良性腫瘍、血管腫に対する手術件数が多くなっています。眼瞼下垂症の手術は入院または外来手術で行われました。良性悪性の皮膚腫瘍切除は約13%を占め、このうち小児の良性腫瘍が多く認められました。形成外科では乳癌・頭頸部癌、骨軟部悪性腫瘍などの悪性腫瘍切除後の再建手術も年間50件程度行われていますが、他科の算定となっており本指標では計数されていません。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 141 2.89 8.6 0 70.5
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 54 3.3 3.89 0 70.31
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 42 2.36 4.55 0 36.29
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 28 3.71 7.21 0 72
K5132 胸腔鏡下肺切除術 部分切除 15 2.6 3.8 0 54.73
主な対象疾患は、外科治療を要する肺の悪性腫瘍(原発性肺癌・転移性肺腫瘍)及び、縦隔の良悪性腫瘍(非浸潤型胸腺腫・浸潤型胸腺腫・胸腺癌・胚細胞腫瘍・奇形腫)、ならびに気胸・膿胸・非結核性抗酸菌や肺化膿症などの炎症性肺疾患・良性肺腫瘍などです。当科における手術で最も多かったのは、胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術です。2023年実績で原発性肺癌189例、転移性肺腫瘍39例の手術を実施しており、うち原発性肺癌のうち97.9%を完全胸腔鏡下手術で、転移性肺腫瘍のうち97.4%を完全胸腔鏡下手術で実施しています。また原発性肺癌に対するロボット支援胸腔鏡下手術も積極的に実施しており、順調に症例数を増やしております。そして縦隔腫瘍に対する手術28例に関しても完全胸腔鏡下手術完遂率は75.0%と高く、うち42.9%をロボット支援胸腔鏡下手術で実施しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 81 10.07 6.1 0 31.44
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 80 9.69 6.1 0 34.29
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 57 2.74 10.53 1.75 55.49
K879-2 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術 54 2.17 5.08 0 58.7
K879 子宮悪性腫瘍手術 48 2.77 10.63 2.08 57.9
産婦人科の入院手術で最も多く行われるのは帝王切開術です。
当院は岩手県の総合周産期センターであるため、県内の重症妊産婦を集約させ重点管理を行っています。そのため母児の生命危機を数済するための緊急帝王切開が多く施行され、前回妊娠時に重症管理を行った妊婦の多くで危機回避のための選択帝王切開を行います。
また当院はがん治療拠点病院として卵巣がん、子宮がんに対する手術も多く行っていますが、子宮がんに対する手術の半数以上を腹腔鏡で行っているのが特徴です。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの 29 0 58.24 62.07 0
K9132 新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの 17 0 85.76 47.06 0
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) その他のもの 16 2.63 5 0 4.38
K5761 心室中隔欠損閉鎖術 単独のもの 10 3.7 17.1 0 2.2
K570-3 経皮的肺動脈形成術
当院は県内唯一の総合周産期母子医療センターがあり、在胎22週以降の早産児や、合併症のある新生児を集約して治療にあたっています。新生児仮死は6時間以内の治療が大事であり、新生児ヘリ搬送を開始し予後改善に取り組んでいます。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3192 鼓室形成手術 耳小骨再建術 68 1.41 3.01 0 43.29
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 30 1.6 7.53 0 25.1
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 28 1.86 4.36 0 51
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) 27 1.26 3.56 0 59.81
K3191 鼓室形成手術 耳小骨温存術 19 2.26 2.79 0 38.84
主な対象疾患は慢性中耳炎、特に真珠腫性中耳炎や慢性副鼻腔炎です。扁桃肥大やIgA腎症などで口蓋扁桃摘出術の適応がある症例も対象です。当科における手術で最も多かったのは慢性中耳炎、特に真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術です。次に、慢性副鼻腔炎を対象にした内視鏡下鼻副鼻腔手術が多くなっています。扁桃肥大やIgA腎症を対象にした口蓋扁桃摘出術も行なっています。耳下腺や顎下腺などの良性腫瘍の摘出術式も行なっています。今後は人工内耳埋め込み術が増えることが予想されます。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 501 1 1.1 0 74.3
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 391 0.86 3.59 0 63.15
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの 68 0.76 3.5 0 64.93
K2683 緑内障手術 濾過手術 64 1.02 9.03 0 68.08
K284 硝子体置換術 64 0.97 2.31 0 56.7
眼科に入院される患者さんで最も多い疾患は白内障です。白内障は高齢者に多く、手術が根本的な治療法です。
先天性疾患や全身合併症に伴う白内障に対する手術も多く行っております。
網膜剥離は失明に至る疾患のため、治療に力を入れております。
緑内障は、日本での失明原因第1位の疾患であり、加齢とともに有病率が上昇するため、早期発見と早期治療による進行予防を目指しております。
難症例であります糖尿病性増殖性網膜症に対する増殖硝子体網膜症手術も多く行っております。
頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4151 舌悪性腫瘍手術 切除 29 1.69 13.41 0 68.07
K6261 リンパ節摘出術 長径3cm未満 22 0.55 1.59 0 61.09
K020 自家遊離複合組織移植術(顕微鏡下血管柄付きのもの) 13 15.31 37.31 7.69 69.15
K4571 耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術 11 1.27 6.91 0 57.45
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 11 14.91 37.09 0 57.64
主な対象疾患は頭頸部悪性腫瘍(口腔癌、中咽頭癌、下咽頭癌、喉頭癌、鼻副鼻腔癌、唾液腺癌など)です。当科における手術で最も多かったのは口腔癌、特に舌癌です。このほかの口腔癌や咽頭癌、喉頭癌の切除術も行っています。悪性疾患などの診断目的に頸部リンパ節などの開放生検を行っています。耳下腺や顎下腺などの唾液腺の腫瘍摘出術も行っています。進行癌では外科や形成外科との合同手術(再建術)を行っています。今後は早期癌患者を対象にした内視鏡下手術が増えることが予想されます。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 121 0.98 8.02 0.83 75.38
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm未満 31 0.35 1.71 0 36.9
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm以上4cm未満 24 0.75 2.88 0 41.38
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3cm以上6cm未満 16 1.69 2.44 0 50.81
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6cm以上12cm未満 15 1.2 3.93 0 51.53
当科では、様々な疾患を取り扱っており、患者さんの希望に沿った診療を提供しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 88 0.11 1.15 0 59.84
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 65 1.42 8.91 0 67.42
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 48 2 4.79 0 70.29
K773-51 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 原発病巣が7センチメートル以下のもの 35 3.03 6.97 0 62.86
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 34 0.09 1.09 0 70.32
主な対象疾患は、外科治療を要する良性疾患(尿路結石など)や悪性疾患(前立腺癌、腎癌、膀胱癌など)です。
当科における手術で最も多かったのは、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術です。現在、多くの悪性腫瘍に対して、ロボット支援下手術を行っています。また膀胱癌に対してはALA併用による経尿道的手術も行っています。また、前立腺癌の放射線治療の際に用いられる経皮的放射線治療用金属マーカー留置術も多いです。このような最先端の低侵襲治療を安全に患者さんに提供しています。
放射線診断科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) その他のもの 36 0.56 3.17 0 58.25
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 21 0.62 1.14 9.52 67
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として) 2cmを超えるもの その他のもの
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術
当科で扱う疾患は多岐にわたります。
血管塞栓術の対象疾患は外傷などによる出血性病変の止血、動脈瘤や動静脈奇形の治療、腫瘍など多種多様です。カテーテルと呼ばれる細い管を挿入して治療します。
透析シャント狭窄、閉塞に対するシャント拡張術も近隣施設からご紹介いただき随時施行しています。
ラジオ波焼灼療法の適応拡大に伴い、小径腎癌に対するラジオ波治療を導入し積極的に治療しています。
放射線定位照射のための金マーカー留置も行なっています。
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 30 1.13 9.97 30 76.2
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 29 2.97 14.31 72.41 72.97
K654 内視鏡的消化管止血術 16 0.25 9.19 25 68.88
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定 14 2.93 17.07 85.71 67.93
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方椎体固定 14 3.29 18.79 92.86 72.71
当科の手術としては、事故などにより四肢の外傷に関連した手術から、頭蓋内出血などの脳外科系手術、大腸穿孔や肝損傷など腹腔内臓器損傷などを扱っております。また食道や十二指腸潰瘍からの出血、大腸からの出血に対し内視鏡的止血術も常時施行しております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 335 1.38 2.31 0 65.36
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 147 1.58 1.99 0.68 69.94
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術 経皮的大動脈弁置換術 140 2.84 5.33 6.43 82.81
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 93 1.82 2.32 0 59.9
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 90 2.44 6.49 7.78 74.11
2023年度における当院での経皮的冠動脈インターベンション(虚血性心疾患に対するカテーテル治療)は355件、構造的心疾患に対するカテーテル治療は230件(大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、心房細動の左心耳閉鎖、先天性心疾患など)、不整脈に対するアブレーション治療は445件、デバイスを用いた不整脈治療は154件、末梢血管疾患に対するカテーテル治療は102件でした。公開の表は、これら治療の中で施行件数が最も多かったものを反映しています。不整脈に対するアブレーションと構造的心疾患に対するカテーテル治療の症例数は、全国の大学病院中トップクラスです。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 2吻合以上のもの 44 4.73 14.45 29.55 70.02
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 35 3.43 8.94 8.57 78.94
K5606 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの) 33 3.79 13.21 15.15 71.97
K5607 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(その他のもの) 30 2.27 10.57 6.67 71
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術 2吻合以上のもの 29 4.97 17.48 41.38 66.55
主な対象疾患は、外科治療を要する心臓疾患(弁膜症、狭心症などの冠動脈病変)や大動脈疾患です。
当科における手術で最も多かったのは、人工心肺を使用しない心拍動下の冠動脈バイパス術です。弁膜症については、大動脈弁置換術や僧帽弁形成術を小開胸下の低侵襲手術でも実施しています。また今年度よりロボット支援下の僧帽弁形成手術を開始し、順調に症例を重ねています。今後低侵襲手術やロボット支援下手術の症例が増えてくるものと思われます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 11 0.06
異なる 38 0.2
180010 敗血症 同一 15 0.08
異なる 31 0.16
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 58 0.3
異なる 11 0.06
【播種性血管内凝固症候群】
本来、出血箇所のみで生じる血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に発生する症候群です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態です。
【敗血症】
病原体が全身に波及したもので、無治療ではショック、播種性血管内凝固、多臓器不全などを引き起こし、死に至る疾患です。
【真菌感染症】
真菌が種々の臓器に定着することに起因する感染症です。健康な状態で罹患することはほとんどありませんが、免疫が低下している患者、高齢者は注意が必要です。
【手術・処置等の合併症】
手術や処置の結果引き起こされる病態です。合併症は、患者の状態により発症確率が様々に変化します。感染症対策に最新の注意を払い、発生確率を低下させるよう努めています。
これらの疾患は、入院中の患者さんの状態により引き起こされる可能性があるため、入院の契機となった症病名とは異なる場合があります。
特に播種性血管内凝固症候群、敗血症は、他疾患の療養経過により発生することが多いため上記のような結果となっています。臨床上、発生をゼロにすることが困難な疾患ですが、発生数をより減少させるよう全力を尽くしております。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
2019 1585 78.50%
肺血栓塞栓症は、手術や入院安静後にできた血栓が流れて肺動脈が詰まるもので、大きな血栓ができると救命が不可となります。弾性ストッキングや空気圧迫装置には一定の予防効果があり、血液を固まりにくくする抗凝固薬を術後に使用する場合もあります。予防行為の実施により発生率を下げることにつながります。

【計算式】
分子:分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数
分母:肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数

※集計期間中に肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例に、肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法)が実施された症例の割合を集計しています。

血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
当院は特定機能病院のため、当該項目の掲載は不要となっております。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
当院は特定機能病院のため、当該項目の掲載は不要となっております。

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