個人情報を保存したUSBメモリの紛失について

平素より当院の運営にご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
今般、下記事案が発生しましたのでお知らせするとともに深くお詫び申し上げます。

2022年10月5日頃、薬剤部内にて個人情報を含んだUSBメモリを紛失する事案が発生しました。USBメモリ内には会議資料に使うための薬剤治療実施患者1,894人分のリスト(患者ID、お名前、年齢、診療科、病棟名、医師名、薬品名、調剤日、調剤に必要な関連情報(処方箋区分、用量・単位、日数あるいは回数、投与分割数、総量、オーダ番号、薬剤治療コード、薬剤治療名))が含まれており、机の上に置いた後、行方が分からなくなっております。
USBメモリは、院内指針に則った暗号化機能付きのものを使用しており、パスワードによるロックがかかっております。また、紛失が起きた薬剤部は、学外者立入禁止区域でIDカード認証による入室管理をしているため、関係者以外の持ち出しの可能性は極めて低いと考えられます。
現時点で、本件による個人情報の不正使用等の被害は確認されておりませんが、当院として「個人情報の漏えいの可能性が否定できないこと」と「発生から報告まで長期間経過してしまったこと」を重く受け止め、該当する患者様に経過報告と謝罪を行う準備をしていることをご報告させていただきます。

患者様には多大なご不安ご心配をおかけすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。
また、今回の事態を真摯に受け止め、今後セキュリティ対策を強化するとともに、全学の教職員に対し個人情報の適正な管理を徹底し再発防止に努めてまいります。

 

岩手医科大学附属病院
病院長 小笠原 邦昭

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