業務内容・取り組み
輸血・細胞治療部では「安全で適正な輸血医療の推進と細胞治療の発展」を理念に、中央臨床検査部輸血検査室(認定輸血検査技師を含む臨床検査技師6名)、学会認定自己血看護師と協力し、以下の業務を行っております。
輸血検査と血液製剤の管理
- 血液型検査
- 不規則抗体検査
- 交差適合試験
- 血液製剤の保管・管理
- 血液製剤の分割
- 血液製剤の院内調製(洗浄赤血球・洗浄血小板・合成血)
貯血式自己血輸血
- 貯血式自己血輸血製剤の貯血と保管
(全血貯血、MAP/FFP貯血)
細胞プロセッシング
- 末梢血造血幹細胞の採取と保存
- 顆粒球輸血
- ドナーリンパ球輸注療法
- 骨髄液処理
当部では、当院の輸血療法全般について討議する輸血療法委員会を開催し、当院の輸血療法の安全性の向上と適正使用の推進を行っております。また、安全性向上のための院内研修会、輸血情報の患者様への提供も行っております。多様化する臨床のニーズに迅速かつ適切に応えることができるように日々の業務に努めています。