中央診療部門
内視鏡診療部

<内視鏡診療部の特徴>

内視鏡診療部は内視鏡を用いた診断・治療を行う部門です。2007年より中央診療部門に位置づけられ、内視鏡診療部として独立しました。主な検査内容は上部消化管内視鏡(食道・胃・十二指腸)、下部消化管内視鏡(直腸・結腸)、小腸内視鏡、胆膵内視鏡(胆嚢、胆管、膵臓)、気管支内視鏡検査を施行しています。2019年9月21日に附属病院が矢巾へ移転し、1階に新設されました。内視鏡単独の検査室が5部屋、放射線設備を有する透視内視鏡室が1部屋設置され、準備室(モニタリングルーム)でそれぞれの検査室の内視鏡映像がリアルタイムで確認できるようになっています。また、患者さんと医療従事者の動線を分離し、機能的なレイアウトを実現しました。機器保管庫や消毒洗浄室はもとより、待合室、リカバリールーム、更衣室、トイレなどにも十分なスペースをとり充実した設備になっています。そして、すべての検査室に最新の高画素電子内視鏡システムを備え、質の高い診断・治療を行っています。

<診療体制>

内丸メディカルセンターと密に連携し、入院治療が必要な患者さんは当院へ紹介をいただいています。消化管内科では入院患者を主とした上部・下部内視鏡検査、腫瘍性病変に対する内視鏡治療全般、胆膵疾患の診断および治療内視鏡、炎症性腸疾患に対する小腸内視鏡を行っています。呼吸器内科では気管支内視鏡を用いた経気管支肺生検や超音波内視鏡を用いた超音波気管支鏡ガイド下針生検を行っています。9名のメディカルスタッフ(主任看護師1名、専任看護師6名、看護補助1名、受付1名)とともに高度かつ安全な内視鏡診療を提供することを目標に日々励んでおります。

<主な業務内容>

上部・下部消化管内視鏡検査(スクリーニング・術前検査・術後評価)、超音波内視鏡検査、超音波内視鏡ガイド下吸引細胞診、小腸カプセル内視鏡検査、大腸カプセル内視鏡検査、ダブルバルーン小腸内視鏡検査、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(スクリーニング・術前検査・術後評価)、消化管止血術、消化管バルーン拡張術、消化管異物除去、イレウス管挿入術、胃瘻造設術、食道・胃・十二指腸・大腸の腫瘍切除術(EMR・ESD)、内視鏡的乳頭括約筋切開術、内視鏡的胆道結石除去術、内視鏡的胆道ドレナージ術、内視鏡的膵嚢胞ドレナージ術、気管支内視鏡検査、経気管支肺生検、超音波気管支鏡ガイド下針生検

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