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肝臓内科では、各種肝臓病に対する最先端の診断・治療に取り組んでいます。具体的には下記について専門医による外来診療を精力的に行っています。
- 急性肝不全への早期治療介入と特殊治療(劇症化予防治療、人工肝補助療法、脳死・生体肝移植)
- B型・C型ウイルス性慢性肝炎に対する抗ウィルス療法
(B型:核酸アナログ療法、インターフェロン療法、C型:インターフェロンフリー療法) - 肝硬変に対する栄養療法、コンピューターを用いた潜在性肝性脳症の診断、治療
- 肝癌に対する経皮的局所療法(ラジオ波焼灼療法・マイクロ波凝固療法)、カテーテルによる肝動脈塞栓療法、リザーバーを用いた抗癌剤動注療法、分子標的治療、免疫チェックポイント阻害薬治療
- 非アルコール性脂肪肝への運動栄養療法(身体計測・体組成計測に基づいたオーダーメイド指導)
近年の肝画像診断の進歩は目覚ましく、最新の画像診断装置を駆使して非侵襲的に質の高い診断を行っています(腹部超音波診断装置ならびにCT装置に関しては最上位機種が使用されています)。
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当センターでは、外来診療のみ行っております。入院加療ならびに外来がん化学療法は、附属病院(矢巾町)で行っております。
また、肝癌破裂や急性肝不全等、緊急入院・早期治療介入が必要と考えられる患者さんの紹介を希望される場合は、当院担当医に直接電話でご相談下さい。2021年4月より開設された、肥満症外科治療センターにおいて、肝臓内科医の立場から、各診療科と連携し、診療に取り組んでおります。