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矢巾附属病院では、基本的には眼科の外来診療は行っておりません。外来診療・検査は全て内丸メディカルセンターで行うこととさせて頂いています。
矢巾附属病院の他科入院中患者さんで眼科診療が必要な場合には主治医からの紹介にて診療をしております。
内丸メディカルセンターでは対応できない緊急手術や全身麻酔が必要な手術、長期の入院期間が予想される場合、入院中に眼科以外の病気の管理や治療が必要な場合、入院での薬物療法を行う際は矢巾附属病院入院での治療となります。そのため、矢巾附属病院で手術・治療を行う場合は、手術や治療前後の診察・検査は内丸メディカルセンターで行いますので、病院間の移動や手続きなどでご不便をお掛けしている状況ですが、どうかご協力いただけますようにお願い申し上げます。 -
眼科は、附属病院の移転後2019年10月から矢巾附属病院と内丸メディカルセンターの2つの病院で手術を行っています。
矢巾附属病院では眼科診察室および検査室のある東棟8階がメインの病棟ですが、他の病棟に入院して頂く場合もあります。
矢巾附属病院での手術対象は、白内障、緑内障、角結膜疾患、網膜剥離、網膜・黄斑疾患、糖尿病網膜症、斜視、小児眼科、涙道疾患、眼瞼疾患、眼外傷などほとんどの分野を網羅しています。特に内丸メディカルセンターでは対応できない緊急手術や全身麻酔が必要な手術、長期の入院期間が予想される場合、入院中に眼科以外の病気の管理や治療が必要な場合、入院での薬物療法を行う際は矢巾附属病院入院での治療となります。矢巾附属病院の予定入院期間は白内障が片目で2~3日、網膜疾患が約1週間、緑内障や角膜移植は1~2週間と病気により異なります。
近年の眼科手術は手術技術の進歩や手術機械の発展により、手術侵襲が少ない安全性の高い手術が可能になっていますので、当科でも最新の手術機械を揃え、スタッフも高い手術技術を維持できるように日々精進しております。現在、多くの患者さんを紹介して頂いている状況でもありますので、白内障予定手術までの待ち時間が、両病院共に2~3か月程度となることもありますが、出来るだけ早期に手術を行えるように心がけております。