特殊診療部門
摂食嚥下センター

  • 摂食嚥下機能は生命を維持するために、とても重要な機能です。近年、摂食嚥下に関する問題は年々増加しています。しかし、摂食嚥下機能に関して一元的に診療する科はほとんどありません。当院の摂食嚥下センターはリハビリテーション科、歯科、耳鼻咽喉科、看護師、歯科衛生士、言語聴覚士から構成された部門です。摂食嚥下障害は脳卒中、頭頚部がん、食道がん、神経疾患、高齢者など多くの患者さんにおこることがあります。この摂食嚥下障害を当院全体の力を結集して治療する部門が摂食嚥下センターです。多職種の専門職が介入することにより、摂食嚥下障害を有する患者さんにより良い治療を提供し摂食嚥下機能を向上させることを目的としています。

  • 当院でおこなっている摂食嚥下センターが介入するのは入院患者さんに対してのみです。各診療科の主治医からの依頼を受けることにより摂食嚥下センターが介入します。必要に応じて診察、嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査、他各種検査や、リハビリテーション治療を含めた摂食嚥下機能に対する治療をおこないます。食形態や食事の摂取方法、介助方法に対する助言や指導もおこないます。

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