医科
血液腫瘍内科

  • 当科では、血液疾患に対し最新の知見に基づき、最先端の薬物療法や移植療法を取り込んだ集学的治療を行なっています。

    急性白血病

    主に抗がん剤や分子標的薬を用いた化学療法を行っています。化学療法を行うにあたって合併症が起こりうるため、しっかりとした支持療法により合併症を軽減します。再発難治高リスクの場合には造血幹細胞移植療法を行うことがあります。

    慢性骨髄性白血病

    チロシンキナーゼ阻害薬による治療を行っています。再発難治高リスクの場合には造血幹細胞移植療法を行うことがあります。

    悪性リンパ腫

    抗がん剤を含む化学療法を行います。悪性リンパ腫の一部の病型では分子標的薬という腫瘍細胞に特異的に作用する薬剤を併用します。再発難治性の一部の症例では自家移植併用大量化学療法により良好な治療効果が期待できます。また、難治性ホジキンリンパ腫では免疫チェックポイント阻害薬による治療も行っています。

    多発性骨髄腫

    近年、新たな治療薬が開発され治療成績は向上しつつあります。プロテアソーム阻害薬(ボルテゾミブ・イキサゾミブ・カルフィルゾミブ)や免疫調整役(サリドマイド・レナリドミド・ポマリドミド)といった薬剤のほかにダラツムマブ・エロツズマブなどの抗体も開発され臨床応用されています。また全身状態のよい70歳以下の方ではより良い効果を期待して自家移植併用大量化学療法を行います。

    再生不良性貧血

    免疫抑制療法(シクロスポリン、抗胸腺グロブリン)を行います。最重症型や免疫抑制療法抵抗例には、造血幹細胞移植を行います。

    骨髄異形成症候群

    低リスク群に対し、免疫抑制療法やサイトカイン療法を行います。高リスク群や一部の症例に対し、レナリドミドやアザシチジンを含む化学療法や造血幹細胞移植を行います。

    免疫性血小板減少性紫斑病

    プレドニゾンによる免疫抑制療法やリツキシマブやトロンボポエチン作動薬といった治療も行います。ヘリコバクターピロリ菌陽性者には、除菌治療を行います。

    造血幹細胞移植

    当院は移植認定施設となっており、下記の移植のほかに骨髄提供者の骨髄採取術も行ないます。
    血縁者、非血縁者間骨髄移植
    自家、同種末梢血幹細胞移植
    臍帯血移植

    • 当科は、西病棟6階Aに35床を有し、血液診療にあたっております。
    • 白血病、リンパ腫、骨髄腫などの血液悪性疾患に対し、化学療法や造血幹細胞移植療法(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植)を積極的に行なっております。
    • 患者様の医療の質の向上のために、看護スタッフ、薬剤師、栄養士等が、日常生活の注意点や服薬の説明、指導などをきめ細かく行なっております。
    • 当科では、グループ制による診療を行っております。総回診あるいは毎週木曜日に開かれる検討会時に最終方針を決定しております。

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