医科
腎・高血圧内科

    • 当科の主な診療領域は、▶︎検尿異常(蛋白尿や血尿など)、▶︎進行性・難治性の腎疾患(各種の腎炎、ネフローゼ症候群、全身性疾患(心疾患、血管炎、膠原病、血液疾患、悪性腫瘍など)に伴う急性・慢性の腎障害)、▶︎難治性の高血圧(内分泌疾患、大血管疾患等に伴う二次性を含む)、▶︎水・電解質・酸塩基平衡などの体液異常、▶︎生活習慣病(糖尿病・高血圧など)や加齢に伴う慢性腎臓病(CKD)、▶︎腎代替療法を含む腎不全医療などです。
    • 尿異常や血液検査で腎機能障害を指摘されたり、血圧の高い患者さんについて、専門的見地からの詳細な血液検査、尿検査、画像診断、腎生検(腎臓の組織を採取する検査)などを駆使して診断し、薬物療法、食事療法、輸液や血液浄化療法による体液管理など、科学的根拠に基づいた的確な治療方針を決定します。
    • 腎臓は全身の恒常性の調節臓器であり、他の臓器と密接に関連するとともに全身性疾患の影響を受けるため、診療にあたり腎臓1臓器ばかりを対象とするのではなく、臓器横断的な思考や他診療科との良好なコミュニケーションと円滑な連携を重視しています。
    • 慢性腎臓病(CKD)について:近年、高血圧・糖尿病などの生活習慣病の増加や高齢化とともに尿異常や腎機能の低下が持続する「CKD」が我が国の成人の8人に1人を占め、透析や心血管病発症の予備軍となっています。CKDは検尿と血液検査(クレアチニン)で早期に発見し、悪化の可能性を的確に評価し、生活習慣(病)など腎臓を悪化させる危険因子の包括的な管理を行うことで腎臓や心血管を守ることが可能です。「血液のクレアチニンが高い、尿潜血や尿蛋白が出ている」などの異常が治療可能な腎疾患の早期発見のきっかけとなりますので、指摘された場合はたとえ症状がなくても、一度当科を受診することをお勧めします。
    • 二次性高血圧症について:高血圧の多くは、加齢、悪い生活習慣、遺伝素因が関わりますが、ホルモンや血管の異常などの原因で血圧が高くなる「二次性高血圧」の方が約1割いるとされます。当科では二次性高血圧を見逃さないよう、積極的に精密検査を行いカテーテル治療や外科治療で血圧の改善が期待できる疾患が判明した場合、循環器内科や外科ならびに放射線科と連携して原因を元から治療します。服薬していても血圧がなかなか下がらない場合も当科にご相談ください。
    • 腎・高血圧内科の担当する病棟は9階東病棟に約20床です。
    • 病棟担当医によるグループ制による診療を行っています。
    • 入院翌朝までに行われる新入院カンファレンス、病棟担当医と指導医により毎日行われる回診前後のミーティング、教授回診(月曜日午後)などの場で、常に診断や治療方針の検討とチェックが行われ、病状やその変化に応じて迅速かつ適切な治療を患者さんに提供できる体制をとっています。
    • 急性・慢性の腎機能障害で、腎代替療法(透析、腎移植)が必要となった患者さんは泌尿器科、血液浄化療法部とも協力しながら治療にあたります。

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