令和元年(2019年)9月21日に、岩手医科大学附属病院は病院移転を行い、入院機能をメインとした矢巾町にある「本院」と旧施設を利用した外来患者中心の「附属内丸メディカルセンター」の2施設に別れました。移転に伴い中央臨床検査部 も、臨床検査技師約90名が両施設の日々のルーチン業務を担当しています。
検査部門として、矢巾本院では、尿一般検査、血液・凝固検査、生化学検査、免疫・血清検査、遺伝子検査、輸血検査、細菌検査、生理 機能・超音波検査(呼吸・循環・神経生理、超音波検査全般)、病理検査とほぼすべての分野をカバーしており、附属内丸メディカルセンターでは、細菌検査・輸血検査・病理検査を除く検体検査全般と生理機能・超音波検査(呼吸・循環、超音波検査全般)に対応しています。
令和3年(2021年)3月には臨床検査室の国際認証であるISO15189を取得し、精度の高い検査結果を患者さんに提供すると共に、地域医療に大きく貢献しています。
令和6年(2024年)8月吉日
中央臨床検査部 部長 藤原 亨
(岩手医科大学医学部 臨床検査医学・感染症学講座 准教授)